熟年不倫が始まるきっかけ

夫婦関係のマンネリ化

夫婦関係のマンネリ化。これは必ずしも「セックス」のことだけではありません。結婚すればほぼ毎日同じ相手と過ごし、顔を合わせるわけですが、人間、誰しも同じものばかり与えられていてはいずれ飽きてしまいます。
初めのうちは結婚の喜びがあったり、家族としての愛情へ切り替えることができるのですが、それをも過ぎてしまえばただの同居人のようになってしまいます。もちろん熟年世代に突入しても男女として愛情を紡いでいる夫婦もいらっしゃいますが、ほとんどの熟年夫婦が何らかの不満を持ちながら生活しているのではないでしょうか。

仕事ではあらゆる後輩の手本になっている男性でも、昔に比べると出会いの機会もぐっと少なくなり、男としてまだ通用するのか不安になる瞬間もあるでしょう。不倫に至るまでの経緯は思ったよりも簡単です。不倫というとお昼のドラマのようなドロドロとしたものを思い浮かべますが、実際の不倫は新しい友達ができた感覚とよく似ています。
友達から発展しいつのまにか男女の仲へ・・・。日常に一つ違う出来事が加わるだけで、刺激的な毎日が送れるようになるのです。

セックスの相性問題

夫婦関係のマンネリ化とは少し違い、夫婦関係が良好でもセックスの相性が悪いという例も多々あります。家族としての愛情を感じはするが、セックスとなると何か違う、ということも、熟年夫婦には非常に多い話です。
昔は勢いで楽しめていたセックスも、回数を重ねていくにつれてちょっとした不満が溜まっていき、それを言えないまま相性の悪いセックスを続けている。仲が良いが故にわざわざ不満を言えず、外で新しい出会いを求める・・・という流れも多いでしょう。不倫相手として出会った異性とは、夫婦間での性に対する不満を抱えている者同士、簡単に分かり合うことができます。

他人だからこそ言えること、できることも多く、今まで隠していた性癖を話したり、やってみたいプレイが挑戦できる機会が出てきます。セックスのみに問題がある場合は、気持ちは夫や妻へ、性欲だけ別の相手といった「割り切り」の要素が強いと言えます。どっぷりとハマる不倫をする人は少なく、不倫が始まるきっかけとしては一番軽いものかもしれません。

年齢、性別での性欲差

熟年、と一言で言っても、年代や性別などで性欲に個人差があります。男性は「生涯現役」という言葉があるように、年齢が上がったからといって衰えるものではありません。女性も「遅咲き」という言葉があり、今まで強い性欲を感じたことがなかった女性が、40代や50代になって急に性欲が増したという現象があります。

しかし熟年夫婦は、皆が皆生涯現役の男性や遅咲きの女性ばかりではありません。性欲の強い夫(妻)と性欲が全くない妻(夫)―。このような熟年夫婦が非常に多いと思います。男性は風俗という性欲発散場所がありますが、女性にはそのような場所がありません。熟年女性は不倫相手を探しに出会い系サイトなどのコミュニティで相手を探すこととなります。
もちろん夫婦共に性欲が強くても、妻じゃないんだよなぁ、夫じゃだめなのよね、と相手に不満を持っている場合は外で出会いを求めることになります。お互いに性欲があればいい・・・というわけではないので、必然的に不倫が始まることとなるのです。

魅力的な異性の登場

熟年世代が不倫を始めるきっかけは、何も家庭に不満がある人ばかりではありません。家族とても仲が良く、毎日それなりに暮らしている・・・という夫婦も多いはずです。
しかしながらその「それなりの毎日」の中では、独身や新婚時代のような刺激はなく、いい意味でも悪い意味でも平凡。ふとしたきっかけで燃え上がるような恋愛に発展する場合も少なくありません。
不満がなくても不倫が始まる瞬間は、同窓会やサークルの集まりなどです。同窓会では、見違えて綺麗になった同級生、そして昔話に花が咲くなど、さまざまな部分に不倫の兆候が隠れています。サークルの集まりは、同じ趣味や目標を持つ同士意気投合しやすいですよね。社会人になってから出会った夫婦は、お互いの学生時代の交友関係は分かりません。

サークルの出会いに関しても、いくら仲の良い夫婦と言えど、趣味趣向が完全に一致するということはあまり多くありません。自分と親しい異性だったり、同じことを同じように楽しめる異性というのはとても魅力的に映ります。不倫は家庭の状態が悪いだけで起こるものではないということです。